Hack 99. Sysctl コマンド

sysctl コマンドを使用して直接 Linux カーネルパラメータを変更できます。
sysctl は実行中に Linux カーネルパラメータを設定するのに役立ちます。

# sysctl -a

dev.cdrom.autoclose = 1
fs.quota.writes = 0
kernel.ctrl-alt-del = 0
kernel.domainname = (none)
kernel.exec-shield = 1
net.core.somaxconn = 128
net.ipv4.tcp_window_scaling = 1
net.ipv4.tcp_wmem = 4096 16384 131072
net.ipv6.route.mtu_expires = 600
sunrpc.udp_slot_table_entries = 16
vm.block_dump = 0


変更を永続的にするには /etc/sysctl.conf 内のカーネルパラメータを変更してください。

/etc/sysctl.conf 内のカーネルパラメータを変更後、
変更を反映するために syctl -p を実行します。
再起動後も変更が保持されるでしょう。

# vi /etc/sysctl.conf
# sysctl -p

一時的にカーネルパラメータを変更するには

一時的にカーネルパラメータを変更するには、次のコマンドを実行します。
再起動後に変更内容は失われることに注意してください。

# sysctl -w {variable-name=value}