Hack 92. Df コマンド

df コマンド (disk free) はマウントされたファイルシステム上で利用可能なトータルサイズや空き容量を表示します。

Syntax: df [options] [name]

何 GB のディスク容量がシステムで空いているでしょうか?

以下に示すように df -h を使用します。
オプション -h は人が読みやすい形式(たとえばキロバイトは K、メガバイトは M、ギガバイトは G)で値を表示します。
以下のサンプル出力では、/ ファイルシステムは 17GB のディスク容量が利用可能で、
/home/user ファイルシステムは 70GB 利用可能です。

# df –h

Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda1   64G  44G   17G  73% /
/dev/sdb1  137G  67G   70G  49% /home/user

システムでどんな種類のファイルシステムが利用可能か?

オプション -T はファイルシステムの種類についての情報を表示します。
この例では、/ と /home/user ファイルシステムext2 です。
オプション -a はファイルシステムすべてを表示します。
システムで使用される サイズ 0 の特別なファイルシステムも含まれます。

# df -Tha
Filesystem   Type Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda1    ext2  64G  44G   17G  73% /
/dev/sdb1    ext2 137G  67G   70G  49% /home/user
none         proc    0    0     0   -  /proc
none        sysfs    0    0     0   -  /sys
none       devpts    0    0     0   -  /dev/pts
none        tmpfs 2.0G    0  2.0G   0% /dev/shm