Hack 51. Control+R を使用して履歴を検索する

これは履歴の特徴としてもっともよく使用するものだと強く信じています。
既にとても長いコマンドを実行しているときに、
キーワードを使用して履歴を簡単に検索して、すべてを入力せずに同じコマンドを再実行できます。
Control+R を押してキーワードを入力してください。

以下の例では、red を検索します。
履歴内の以前のコマンド“cat /etc/redhat-release”を表示します。
これは単語 red を含んでいるためです。

# [Note: コマンドプロンプトから Ctrl+R を押します。以下のように reverse-i-search プロンプトを表示します]
(reverse-i-search)`red‘: cat /etc/redhat-release
[Note: 実行したいコマンドがあれば enter を押します。履歴からコマンドが実行されます。]
# cat /etc/redhat-release
Fedora release 9 (Sulphur)

ときどき実行する前に履歴からコマンドを編集したいことがあります。
たとえば、httpd を検索することができます。
コマンド履歴から service httpd stop を表示します。
このコマンドを選択し、以下のように stop から start に変更して再実行します。

# [Note: コマンドプロンプトから Ctrl+R を押します。reverse-i-search プロンプトを表示します]
(reverse-i-search)`httpd‘: service httpd stop
[Note: 実行したいコマンドがあれば、左矢印または右矢印キーのどちらかを押します。実行する前に編集したいコマンドを表示します。]
# service httpd start