Hack 29. PS1 - デフォルトインタラクションプロンプト

あなたの Linux 上のデフォルトインタラクションプロンプトは、
以下のように変更して、もっと情報を多く表示してもっと役立つようにすることができます。
次の例では、デフォルトの PS1 は“\s-\v\$”です。
これはシェル名とバージョン番号を表示します。
このデフォルトを変更して、ユーザ名・ホスト名・現在の作業ディレクトリ名を表示します。

-bash-3.2$ export PS1="\u@\h \w> "
ramesh@dev-db ~> cd /etc/mail
ramesh@dev-db /etc/mail>

[Note: プロンプトは "username@hostname current-dir>" という形式に変更されました]

次の PS1 コードがこの例で使用されています:
o \u – ユーザ名
o \h – ホスト名
o \w - 現在ディレクトリのフルパス名。ホームディレクトリにいる場合、上記のように ~ のみ表示されることに注意してください。

PS1 の値の最後にスペースがあることに注意してください。
個人的には、可読性をよくするためにプロンプトの最後にスペースを入れる方が好きです。

以下に示すように .bash_profile あるいは .bashrc のどちらかに
export PS1=”\u@\h \w> ”
を追加することでこの設定を永続化します。

ramesh@dev-db ~> vi ~/.bash_profile 
ramesh@dev-db ~> vi ~/.bashrc 

[Note: 上記のファイルのうちの1つに export PS1="\u@\h \w> " を追加します]

次の章で PS1 の使い方の詳細についてのいくつかの実践的な例をみてみます。